「出産前に、夫婦二人きりの思い出を作りたい」
そう考えているプレパパ・プレママの皆さんは多いのではないでしょうか?私たち夫婦も、赤ちゃんが生まれる前の貴重な時間をゆっくり過ごしたいと思い、先日ついに「マタ旅(マタニティ旅行)」に行ってきました。
行き先は長野県の上諏訪温泉。「ホテル鷺乃湯」という宿のマタニティプランを利用したのですが、実際に泊まってみて感じた「良かった点」も「ここは正直うーん…」と思った点も、プレパパ視点で包み隠さずレポートします。
これからマタ旅を計画している方の参考になれば嬉しいです!
マタ旅ってそもそも何?安定期旅行のキホン知識

そもそも「マタ旅」とは、マタニティ旅行の略称です。妊娠中の奥様と一緒に行く旅行のことですね。リフレッシュや夫婦の絆を深めるために人気ですが、通常の旅行とは違い、いくつか注意すべきポイントがあります。
安定期(妊娠16週以降)がベタータイミング
一般的に、マタ旅に適していると言われるのは「安定期(妊娠16週〜27週頃)」です。つわりが落ち着き、体調が安定してくるこの時期が、無理なく旅行を楽しめるタイミング。
なお私たちは、つわりも落ち着いて妻の体調も良好であったこと、お休みがとれるタイミングなども考慮して、14週にマタ旅に出かけました。
温泉入浴と移動の注意点
- お湯の温度はぬるめ:熱すぎるお湯はのぼせの原因に。ぬるめでリラックスを。
- 長風呂は注意:長風呂は禁物。負担をかけないよう短めに。
- こまめな水分補給:入浴前後は必ず水を飲みましょう。
- 移動は近場で:長時間移動は体に負担がかかります。自宅からアクセスの良い場所を選びましょう。
そして何より忘れてはいけないのが、「母子健康手帳」と「健康保険証」の持参です。旅先で万が一体調を崩した時のために、必ず持っていきましょう。
上諏訪温泉「ホテル鷺乃湯」を選んだ理由

数ある温泉宿の中から、今回私たちが「ホテル鷺乃湯」を選んだ理由は主に3つあります。
- アクセスの良さ
JR上諏訪駅から徒歩数分という立地。妻のお腹はそこまで大きくなっていませんが、だんだん張ってきたりもしていたので、できるだけ駅から近いように宿を探しました。 - 充実したマタニティプラン
「妊婦さんの温泉旅応援」と銘打った専用プランがあり、食事やグッズの配慮が明確だったこと。特に急な体調不良でのキャンセル料免除(前日まで)は、予約時の心理的ハードルを大きく下げてくれました。 - 露天風呂付き客室と部屋食
大浴場で滑ったり他人と一緒になる不安がなく、部屋でゆっくり温泉に入れること。そして食事も移動せずに部屋でとれる「おこもりステイ」ができる点が決め手でした。
【宿泊記】チェックイン〜部屋のリアルレポート
今回私たちが宿泊したのは、2026年3月。プラン名は「【妊婦さんの温泉旅応援】グルメマタニティープラン ~露天風呂付客室~」です。
料金は大人2名で48,400円。平日の宿泊だったため、露天風呂付でもこのくらいの価格に収まってよかったです!
癒し露天風呂付客室【禁煙】

通されたお部屋は、諏訪湖を望むことができる和室。部屋の窓からは少し遠いですが、諏訪湖の雄大な景色が目に入りました。

部屋には事前にリクエストしていた「抱き枕」と「加湿空気清浄器」がセットされていました。妊婦さんは横になるシーンも多いので、使い慣れた形状の抱き枕があるのはありがたいですね。

そして何より嬉しかったのが、客室露天風呂です。源泉かけ流しの温泉を独り占めできる贅沢。大浴場まで歩いていく必要がなく、妻が自分のペースで入ったり出たりできるのは、夫としても安心材料でした。
夕食│グルメマタニティープラン
夕食は部屋食確約のプランだったので、仲居さんが手際よく部屋に料理を運んでくれます。周りの目を気にせず、二人だけでゆっくり食事ができるのはマタ旅において非常に重要だと感じました。
鉄分たっぷりの国産牛と鯉の甘露煮

メイン料理の一つは、鉄分補給にも嬉しい国産牛。見た目に反して柔らかかったのですが、少し食べにくさがあります。また、プランには信州アルプス牛と記載されていましたが、メニューには国産牛と書かれており、一体どっちなのかなと思いました。
また、「鯉の甘露煮」が付いてきました。鯉は産後の母乳の出を良くすると言われているそうで、昔ながらの栄養食といった感じ。少し癖があるかな?と心配しましたが、濃いめの味付けで食べやすかったです。
お刺身について

通常、このプランでは妊婦さんへの配慮として「お造り(生もの)」は提供されません。
しかし、妻は少しなら食べたいという希望があったので、予約時に相談してあえてお造りを変更なしで出してもらいました。紛らわしいのですが、上の写真は私(夫)のメニューなので、ローストビーフなども提供されていますが、妻はさし変わっていました。
このように柔軟に対応してくれるのは嬉しいポイントです。
正直な感想:少し物足りないかも?
ただ、正直な感想を言うと…「全体的に少しボリューム不足かな?魚料理ばっかりでは?」とも感じました。
妊婦さん向けにヘルシーに配慮されているのか、魚中心のメニュー構成で、ガッツリ食べたい私や、お肉料理も期待していた妻には少し物足りなさがありました。
また、食事制限をそこまで気にしていない緩マタニティ?層の妊婦さん的には、もう少し華やかさやボリュームがあっても良いと感じるケースがあるかもしれません。
温泉│源泉かけ流しを独り占め

茶褐色のお湯でとろりとした肌触り、とても温まります。諏訪湖の夕景を望むこともできました!
部屋の露天風呂は事前にお湯が張られていてすぐに入れました。妻は「夜だと大浴場で滑るのが怖いし、移動が億劫だけど、これなら最高」と何度も足湯も楽しんでいました。
もちろん大浴場もあり利用可能です。私は深夜に大浴場へ行きましたが、湯上がりに用意されていたかりんジュースが冷たくて最高でしたね。
マタニティプランの特典まとめ
今回のプランについていた特典を整理しておきます。これから予約する方はチェックしてみてください。
- 妊婦向け特別メニュー
- 生ものの変更対応(基本はお造りなし、希望で変更可)
- 部屋食確約
- レンタルグッズ(抱き枕、加湿空気清浄器、高座椅子)
- キャンセル料免除(体調不良の場合、前日までOK)
- 赤ちゃんプラン優待券(出産後3年間有効のチケットプレゼント)

優待券は2,000円OFFで、3年後まで有効なようです。金額的には、シーズンを選んだりクーポンを適用したほうがオトクかなあと思いました。

また、カフェインレス紅茶も準備されていて、地味に嬉しいですね。妊婦の方に限らず、寝る前にカフェインを取りたくない方も多いので、カフェインレスの紅茶はぴったりです。
プレパパ目線の正直評価│ここが良かった・ここが惜しかった
今回の滞在を、夫目線で改めて正直に評価してみたいと思います。
食事に関しては「グルメプラン」という名前への期待値が高すぎたかもしれませんが、それ以外のお風呂や部屋の居心地、スタッフさんの対応は良かったです。
安心感を買うという意味では良い選択だったと思いますが、今度からはマタニティプランではなくてよいかなと二人で話していました。
ここが良かった
ここが惜しかった
マタ旅を成功させる5つのポイント
最後に、今回の経験を踏まえてマタ旅を成功させるポイントをまとめました。
- 安定期(16週以降)に計画する
つわりが落ち着き、お腹が張りすぎない時期を選びましょう。 - 移動時間が短い近場を選ぶ
長時間の車や電車の移動は妊婦さんの腰に負担がかかります。 - 貸切風呂や露天風呂付き客室を選ぶ
大浴場での転倒リスクを避け、自分のペースで入浴できる環境がベスト。 - 母子健康手帳と保険証は必須
これは絶対に忘れてはいけません。 - マタニティプランも検討する
宿側が「妊婦さん歓迎」の姿勢を示しているだけで、心理的な安心感が違います。
まとめ│マタ旅で二人の絆を深めよう
赤ちゃんが生まれたら、しばらくは夫婦二人だけでゆっくり旅行に行くことは難しくなります。このタイミングで旅行に行けたことは私たちにとって良い気分転換につながりました。
ホテル鷺乃湯での滞在は、食事の面で少し好みは分かれるかもしれませんが、「妊婦さんを応援したい」という宿の温かさを感じられる素晴らしいものでした。
これからマタ旅を考えているプレパパの皆さん、ぜひ奥様の体調を第一に考えつつ、素敵なプランを立ててみてくださいね!
